はじめまして。
私は左変形性股関節症末期で人工股関節の手術を検討しています。
これまでの経過です。
平成××年に左寛骨臼回転骨切り術を受け、以降屈曲時に外旋位となり、屈曲70度、内旋0度の制限が出ています。受容できず平成××年に可動域改善を目的に関節滑膜切除術を受けましたが、改善に至りませんでした。
術創部が、大腿前面に10cm、大転子分に20cm、大転子後方に10cmあります。
主治医含め3都県でサードオピニオンまで受け、3院とも後方アプローチを提案されました。
私のケースでも前方アプローチは可能でしょうか?(38歳男性)
RAO後でどれだけ筋肉と腱が残っているかを調べる必要があります。しかし、前外惻アプローチ、つまり今以上に筋肉と腱を切らない温存アプローチは可能であるように思います。実際には、CTで精査しないとはっきりと言えませんが、私は元々後方アプローチをずっとやってきた経験から良い所と悪い所がわかりますので、的確な判断も出来ると思います。ご縁があれば治療のお手伝いをできれば幸いです。
この回答が解決の一助となれば幸いです。
仰臥位前外側アプローチ(ALS THA)を検討している方は、ご相談に乗りますので、ご連絡ください。人工股関節専門ドクター・久留隆史医師がご回答致します。日本大学病院・板橋中央総合病院にて外来受診可能です。
板橋中央総合病院にて数多くの人工股関節手術を執刀している。 術後の合併症である脱臼を減らすために筋腱完全温存手技を実施し、更なる技術の研鑽に努める。 手術を受けた患者の中には術後バレエやサーフィンを楽しんでいる人もいらっしゃいます。 気になることがあればお気軽にご相談ください。