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アメリカヒューストンの前方アプローチ手術を見学してきました

2024年10月24日にアメリカ合衆国のテキサス州ヒューストンにあるINOV8整形外科病院を訪問し、人工股関節手術の術法・前方アプローチで高名なDr. S Kreuzerの手術を見学してきました。アメリカ合衆国のテキサス州ヒューストンにあるINOV8整形外科病院を訪問する久留隆史整形外科医

朝7時30分から5件もの人工股関節置換術を行っており、Dr.のご厚意で一緒に手術に立ち合わせていただきいろいろと意見交換ができ大変有意義な時間を過ごしてまいりました。

股関節手術の前方アプローチで高名なINOV8整形外科病院のDr. S Kreuzerと板橋中央総合病院の久留隆史医師

とてもシステマチックに無駄を省いたシンプルな作業で手術が行われており、大変参考になりました。久しぶりに他人の手術を見学するのも良いものであると再認識したものです。

ちなみに、筋腱完全温存手術か否かという点では、残念ながら一部の筋肉は切離しており完全温存はされていませんでした。あとから尋ねたところDr. Kreuzerもそれは理解しており、手術のやり易さを優先しているとおっしゃっていました。

ついでにヒューストンのNASA Johnston Space Centerを見学してきました。

アポロ11号が人類初の月面着陸を成功させたときに、アームストロング船長の第一声は「ヒューストン、こちら静かの基地。イーグルは着陸した (Houston, Tranquility Base here. The Eagle has landed.)」と通信を交わしたのがここの管制センターです。その時に見た管制センターがそのまま保存されており、テレビの映像で繰り返し見たシーンがよみがえって来ます。

また機会をみつけて他のDr.の手術見学に行きたいものです。

脱臼リスクが少ない手術方法、仰臥位前外側アプローチ(ALS THA)を検討している方は、ご相談に乗りますのでご連絡ください。人工股関節専門ドクター・久留隆史医師がご回答致します。板橋中央総合病院にて外来受診可能です。