変形性股関節症とは

変形性股関節症の進行ステージは4つ

変形性股関節症の進行度は?

変形性股関節症では、その進行度を前期・初期・進行期・末期の4つの病期に分類します。

変形性股関節症の病期分類(前期・初期・進行期・末期)の画像

前期|変形性股関節症の進行度

形成不全などの所見はあるが、まだ軟骨が機能しており、関節の隙間は保たれている状態。

股関節に痛みが出始めてから、10年以内に30%が、次のステージ(初期)に進行します。

初期|変形性股関節症の進行度

関節の隙間が狭くなる兆候が表れており、関節面の不整像をみとめます。

5年以内に90%が、次のステージ(進行期)に進行します。

進行期|変形性股関節症の進行度

軟骨がすり減って虫食い像のような所見があり、関節の隙間が消失している状態。

股関節に痛みが出始めてからは、急激に症状が進行することが多いです。

末期|変形性股関節症の進行度

明らかな破壊像が出現します。

痛みが強くなり、歩行にも制限を生じます。人工股関節手術しか治療法はありません。

 

進行度によって、最適な治療方法が変わってきます。具体的にはどのような治療法があるのでしょうか? さまざまな治療法についてでご紹介します。

 

 

進行が進むと、最も推奨されるのが人工股関節置換術です。手術後に脱臼が生じやすいと言われることがありますが、実は手術方法によって、脱臼率は大きく変わります。

当院では、脱臼や設置ミスが起こりづらい手術を行っています。

手術アプローチによって脱臼リスクが異なる 病気が進行してきたら手術療法 痛みを取り除き、かつてのように健康的に歩きたいのなら、一番有効なのは手術をすることです。 手術...

 

変形性股関節症は、術後の経過が良い疾患と言われています。手術によって、痛みから解放されるかもしれません。痛みでお悩みであれば、まずはご相談ください。人工股関節専門ドクター・久留隆史医師がご回答致します。板橋中央総合病院にて外来受診可能です。

 

 

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