ネットで筋腱温存手術を目指すお話を拝聴しました。(詳しくはこちら)
質問ですが、ALSというやり方は、今は一般的なのですか?
MIS(低侵襲・最小侵襲手術)というやり方もあるようなのですが、同じでしょうか。筋肉などはできるだけ切らない方がよいと素人考えですが思う次第です。
脱臼を避ける以外にもどんなメリットがありますか?(64歳女性)
ALS というのは手術アプローチの略称であり、MISとは低侵襲手術(最小侵襲手術)という意味です。
私の術式では、MIS(低侵襲・最小侵襲手術)で行うことはもちろん、さらに筋腱を完全温存するため筋力低下が少なく、脱臼リスクが極端に少ないのが特徴です。
脱臼リスクが少ないという事は禁止肢位がないので、ハイレベルなアクティビティを目指す患者さんが当院に多数来院されております。
この回答が解決の一助となれば幸いです。
仰臥位前外側アプローチ(ALS THA)を検討している方は、ご相談に乗りますので、ご連絡ください。人工股関節専門ドクター・久留隆史医師がご回答致します。日本大学病院・板橋中央総合病院にて外来受診可能です。

板橋中央総合病院 整形外科診療部長や日本大学病院 整形外科病院教授を経て、板橋中央総合病院の整形外科非常勤医師として執刀。
日本整形外科学会専門医、日本人工関節学会認定医の資格を保有。
最小侵襲の人工股関節置換術を専門として行う。
気になることがあればお気軽にご相談ください。