手術実績事例

両側臼蓋形成不全の症例

両側臼蓋形成不全の症例

こちらは、54歳の両臼蓋形成不全の患者です。

54歳両臼蓋形成不全美容師の手術前レントゲン

生まれつきの臼蓋形成不全で若い時から歩き方がおかしいと言われていました。最近では、夜寝ていて痛みで目が覚めることもしばしばで、両臼蓋形成不全の末期でした。

最初に診させて頂いたときは、「よくこれでお仕事(美容)を続けられているな」と思いました。美容師は立ち仕事ですから、相当辛かったのではないでしょうか。

早めの仕事復帰を希望されていましたので、仰臥位前外側アプローチ(ALS THA)の両側同時手術で人工股関節を設置しました。

54歳両臼蓋形成不全の美容師の手術後レントゲン

しかし、術後はみるみるうちに上手に歩けるようになり、術後1ヶ月目には元の仕事に復帰されていました。
術後3ヶ月ぐらいではスタスタと早歩きもできるようになり、満面の笑顔で病院を受診されております。

「術後1ヶ月で美容の仕事にも復帰できて夢のようです。常連のお客さんもびっくりしていて、何年か振りに昔の生活を取り戻せたような気がします。おしゃれして町中に出かけることも出来るようになりました。」と喜んでいただけたようです。

 

脱臼リスクが少ない手術方法、仰臥位前外側アプローチ(ALS THA)を検討している方は、ご相談に乗りますので、ご連絡ください。人工股関節専門ドクター・久留隆史医師がご回答致します。日本大学病院・板橋中央総合病院にて外来受診可能です。

 

ABOUT ME
久留 隆史
板橋中央総合病院にて数多くの人工股関節手術を執刀している。 術後の合併症である脱臼を減らすために筋腱完全温存手技を実施し、更なる技術の研鑽に努める。 手術を受けた患者の中には術後バレエやサーフィンを楽しんでいる人もいらっしゃいます。 気になることがあればお気軽にご相談ください。