リハビリ経過の例
入院期間は、患者さんにより個人差がありますが、おおよそ術後10日前後。
手術当日は全身麻酔をかけているため、ベッドで安静にしますが、翌日は歩行器を使って歩行訓練を行い、術後3日目には一本杖で歩けるでしょう。
術後5日目には、杖無し歩行や階段歩行を練習して、歩行が安定してきたら退院です。
なお、吸水性の糸で縫うため、術後の抜糸で来院する必要はありません。
早ければ、術後2日で退院
これは、ある患者さんの手術前から術後10日目までのリハビリ経過です。
手術前は脚を引きずっていましたが、術後簡単な歩行訓練を行うだけで、すいすいと歩くことが可能になりました。
また、この女性は手術翌日にすでに自立した患者さんです。術後2日目には、予定していたリハビリがすべて可能になりました。
術後のリハビリの早さには、個人差がありますが、10日前後で歩き方は安定します。
脱臼リスクが少ない手術方法、仰臥位前外側アプローチ(ALS THA)を検討している方は、ご相談に乗りますので、ご連絡ください。人工股関節専門ドクター・久留隆史医師がご回答致します。板橋中央総合病院にて外来受診可能です。