紹介状は必要ですか？

紹介状は必ずしも必要ではありませんが、初診料の他に選定療養費として別途6,600円（税込）をご負担いただいております。日大病院か板橋中央総合病院へ必ず電話予約をして、ご来院ください。電話予約はこちらから。

他の病院で診てもらっているのですが、診ていただけますか？

もちろんです。現在の病状や今後の見通しなど、知りたいことや気になることがあれば、必ずお電話で予約してご来院ください。特に紹介状等は必要ありません。

両側同時THAも患者さんの希望に合わせて行っております。

入院期間は10～14日間で、仕事復帰は内容によりますが、軽作業なら2〜3週間、重作業なら3〜4週間ぐらい見ておいていただければ可能でしょう。

痛みから開放されたいと思った時です。夜に痛みで目が覚める、買い物に行けない、バス停ひとつ分が歩けないなどが目安になるでしょう。

筋肉や腱を切らないで行うALSアプローチでは脱臼リスクはとても少ないので、特にやってはいけない格好などはありません。床での生活・正座・横すわりなど自由にしていただいて結構です。しかし、マッサージ店などの施術で無理やり変な格好を強制されるのは好ましくないので、必要な方には指導を行うこともあります。

筋力さえ回復してくれば、ほとんどの患者様が杖なしで歩かれています。元々、杖が必要でない患者様ならば、ほぼ100％杖は必要なくなるでしょう。

300～400ｍの距離をスムーズに歩けて、階段の昇り降りが出来たら退院になります。ですから、特に術後にリハビリに通う必要はありません。もう少し筋肉をつけたい、もっと曲がるようになりたい等のご要望がある時は、通院していただく患者様もいらっしゃいます。

こちらは40歳の理学療法士男性の症例です。

22歳の時（18年前）に左側の股関節に寛骨臼回転骨切り術（RAO）の手術を受けました。

しかし、徐々に関節の動きが悪くなり、痛みも悪化したので手術を希望して来院されました。

RAO後は骨盤変形が生じているため、手術難易度は格段に上がります。そのため手術対応可能な施設が限られています。

人工股関節手術（THA）の前は覆いかぶさった骨が邪魔をして関節の動きが悪く、椅子に座って立ち上がるのにも苦労していました。

手術後は動きの邪魔をしていた骨も取り除かれて関節の動きも良くなりました。

術後1か月もすると椅子からの立ち上がりもかなりスムースになり、以前は履くのに苦労していた靴下の脱着も容易となりました。

術後3か月もすると痛みもすっかり無くなり、軽いジョギングや水泳も可能となり大きく世界が開けたような感じがしますと喜んでいらっしゃいました。

RAO後の人工股関節手術（THA）は手術難易度が格段に上がりますが、ALSアプローチでは術中X線透視装置を利用できるのでインプラントの正確な設置が可能となります。

難しい症例にも適応できる良い手術アプローチであると言えます。

脱臼リスクが少ない手術方法、仰臥位前外側アプローチ（ALS THA）を検討している方は、ご相談に乗りますので、ご連絡ください。人工股関節専門ドクター・久留隆史医師がご回答致します。板橋中央総合病院にて外来受診可能です。

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